絶世の美女になる夢をみた
何故か、西洋風の家に住んでいる。
ここはパリかもしれない、なんとなく。
間接照明のほの明るい白い壁の部屋、高い天井、アンティークのベッドに、やはりアンティークの鏡台がある。
鏡台の前の椅子に突っ伏して泣いている女性。その女性の事を私は、妹だと認識しているようだ。
私「何を泣いているの?」
妹「自分の容姿が嫌いなの、自信が持てないのよ」
振り返る妹は、若い頃のシャルロット・ゲンズブール(親しみのある感じのする美人)にそっくりである。
私「何をいっているの、あなた、美人よ」
妹「はっ、嫌味なの? お姉さんほどじゃないわ」
私「・・・え?」
と、そこにある鏡を見ると、映っている私は、エリザベス・デビッキ(人類の危機を救わせる程の絶世の美女)。
えーーーーーー!!!!!
困るぅぅぅぅ!! 今日出社日なのに、やば! どうしよう!!!
こんなに美人になったら会社行けないわ!!
と、そこで目が醒めてしまいました。
せっかく美女になったのに、何にも生かせずただ狼狽して起きてしまった、自分の小者加減に幻滅です。もう少し何かあるだろう、自分よ。
さ、会社、行くか。