ノンアル生活
20代、30代と、酒を飲むのが当たり前だった。
毎日は飲まなくとも、週4~5くらいはくらいは飲んでいたので、酒への課金も結構な金額だったし、そのくせたいして覚えていないし、お金もないのに、何をやっていたんでしょうか・・・と今は思うけれど、当時は飲まない生活など考えた事も無かったし、「飲めなくなるくらいなら死んだほうがまし」みたいな事も思っていたし、実際言っていた。
そうですね、つまり、飲兵衛でした。
40歳を過ぎて、酒に弱くなったなと思いながら、それでもお酒は好きだし、週末には量より質な飲み方をしてきたのだけれど、このコロナ禍生活下で仕事が落ち着いて、以前より健康に目を向けるようになり、運動量も増やし、外飲みも出来ないので食生活も改善したら、酒を飲んだ後の具合の悪さに敏感になってしまい、6月に入ったら驚く事に酒が飲みたいと思わなくなってしまった。
今まであんなに好きだった酒が、好きかどうか分からなくなってしまった。
寂しい。
とっても寂しい。
が、体の調子がすこぶるいい。
なんなら20代の頃より体が軽いし動ける。
ただね、味として食事に合うのは酒な気がしてしまうのだ。
この感覚も習慣が9割なのだろうから、実はお茶でも炭酸水で本当は何でも合うのだろうけれど。
そこで移行期間のような現在、ノンアル飲料を色々と試すようになった。
ほとんどの大手メーカーから今やノンアルビール、サワーが発売されているので、私のような人が増えているのかもしれない。
そして数年前よりも格段においしくなったと思う。
競争が市場を作るんですね、やはり。
で、遂に物凄く美味しいノンアルビールに出会ってしまった。
それがこの、ドイツのノンアルコールビール「クラウスターラー」。
さすがとしか言いようがない。
ビールの国が本気出したら、ノンアルでもこんなにビールになるのか! と、感動。
たまたま駅前で購入したのだけれど、あまりに感動したので、楽天でケース買いしてしまった。
結局まだまだ酒の味に惹かれている訳なのだけれど、これからまた違う段階に行くのかもしれない。
寂しい気持ち半分、どうなっていくのか楽しみな気持ち半分ってとこかな。