寿司事情
今週のお題「寿司」
久しぶりにいい加減更新しないと、一生ブログ書かなくなりそうなので無理やり書いてみようと思います、そして「寿司」ですね。
寿司は日本人のソウルフードと言っても恐らく過言ではないでしょうが、その寿司クオリティーの地域差は物凄くある。
あなたがもしも、寿司の旨い県出身者(例えば北海道、石川、新潟、富山県)である場合、「寿司=旨い」が当たり前の公式かと思うし、実際これらの県の寿司は駅前の回転寿司だろうと旨い。
これらの県においては、「ねた」も「米」も美味しいのだから、旨いものが自然発生的に生まれるだろうし、通常の食の基本「旨い」水準も高い。
一転、東京の場合どうかといえば
「寿司=値段に比例した旨さ」になる。
つまり、安い寿司はそれなり、高い寿司は旨い。
コストパフォーマンスで評判の「美登里寿司」でも、そこそこの値段がしますが、寿司うま県の標準の回転寿司と比べても、残念ながらちょっとな・・くらいな感じ。そこそこの旨さ。
そして、値段の高い寿司屋さんですが、すみません、東京に住んで15年経ちますが、行った事がありません。いや、美味しく無い事があってはならない価格なので美味しいのだと思う。
疑問なのは、江戸時代、寿司は江戸庶民のファストフードだったというのに、何故にいつから高級ラインが登場したのかという事。
高級版があって、廉価版が誕生するのはよくあるけれど、ファストフードが高級品扱いになるとは、とてもドラマチックな経営者と職人のストーリーがありそうだなと思う。
トロは脂が強すぎて、昔は捨てられていたともいいますし、寿司が現在の形になるまでのストーリ―には興味があります。