うさぎさんとの馴れ初め

去年のGWに、外出自粛の憂さを晴らすべく作ったすごろく

こんにちは、「Lおばさん」こと浜子です。
本日はパートナーのうさぎさんとの馴れ初めのお話。

さて、少々乱暴ですが、人の第一印象を大別すると、

A 華やか
B 控えめ
C その他（個性派）

に分けられる気がしています。
そして、うさぎさんは
C ですね。

私は「その他」というジャンルに弱いようで、人生のあらゆる局面で「その他」をつい選んでしまいます。
仕事もその他みたいな会社で、その他のような仕事をしているし、学校もその他のような学校で学科を出ているし、唐揚げ弁当の有名な店でカルボナーラを頼んでしまうし、
カレー屋さんでひよこ豆のカレーとか選んでしまうし。

話しがそれました。
うさぎさんと知り合ったのは、10年前の５月、その年の３月に東日本大震災のあった年です。
うさぎさんが主催の一人をしていたオフ会に、たまたま私が訪れたのがきっかけでした。10年前の出会いとしては、王道であります。アプリでの出会いというのがまだ無く、出会いといえば、クラブイベント、オフ会、掲示板のいずれかという時代の話です。因みに私の携帯電話は２つ折りでした。
主催の一人というと、何だか積極性のあるイメージかもしれないけれど、うさぎさんは意志の強そうなおかっぱに、オリエンタルなデザインのお洋服を着て、ただ静かにそこに佇んでいました。そして、会場の居酒屋に到着した私に、とっても静かにいいました。
うさぎ：「……下さい」
私：「はい？？」（声が小さ過ぎて全然聞こえない）
うさぎ：「お金、払って下さい」
！いや、全然払わないつもりとか無いけど！
着いたばったりだから、勝手が分からなかっただけだYO！

どちらかといえば、マイナスからのスタートだった気がしますが、話してみたら好きな映画や芸術の話とか、お酒と食べ物の話しとか、合うというよりその独特な世界観に魅了され、１ヶ月後にはお付き合いをスタートさせておりました。
ご縁ですね。
お付き合いを始めてから、お友達に付き合った理由を訊ねられたうさぎさんは、
「家が近かったから」
と、答えてました。
うん、そうだね、家が近いっていうのも、大事かもしれないね。